ハーブティーNUMI Tea(ヌミ) 地球環境やコミュニティへの貢献を考えて作られたお茶
最近お気に入りのハーブティーがあります。ブランドの理念に大変共感したのでご紹介です。買い物は投票だといわれるこの世の中。毎日飲むものこそ、共感できるお気に入りのものがいいですね。NUMI TEAというハーブティ、見かけたことはありますか?私は成城石井で見つけました。他にもiHerbやネットでも入手できます。
最近は、理念に共感できるスモールビジネスを探すのがマイブーム。気に入っているお茶に認証マークが沢山ついていたので(オーガニック認証、フェアトレード、Bコーポ―レーション、カーボンニュートラル等々)調べてみるとこちらも素敵な創業者の想いがわかりました。世界中で広がる社会課題を解決するスモールビジネスを見つけたときは積極的に応援しようと思っています。見つけ次第このブログで紹介していきます。調べていくとパッケージを見ただけではわからなかった創業者の想いを感じました。
NUMI TEA -Activating Purpose- (ヌミ)
NIMI TEAというハーブティのブランドです。カリフォルニアのオークランドで創業されたブランドです。NUMIはアラビア語でシトラスという意味だそう。創業者のAhmed Rahimさんはもともと映像作家や写真家をしており世界中を旅していて、チェコのプラハで紅茶文化に触れて創業したとのことです。Ahmadさんは他にも地球環境について考える団体を立ち上げています。もう一人の創業者Reem Hassaniさんはアーティスト。パッケージデザインやブランディングを担当しているとのこと。2019年には世界の小売りビジネスにおけるトップ女性Progressive Grocer’s Top Women in Businessにも選ばれています。
原材料へのこだわり
Ahmadさんは20年かけて原材料を探しており、農家の方とパートナーシップを結んでいます。自然が大好きな方で、自身でも一緒に40エーカーの畑をもっていてバナナなどを育てているとのこと(16万㎡です。六本木ヒルズ1.5こ分くらいですね) 最近は26羽の鶏も加わり、楽器を奏でながら暮らしているというエピソードも。なんとも素敵ですね。ティーに使われる原料ももちろん、全てオーガニック素材です。なお、人口香料を加えたりせず、フレーバーは本物の素材を使ってつけています。(オレンジの香りは香料を使用せずオレンジを使ってつけるなど)
社会的な活動
Ahmadさんは、 OSC2 (One Step Closer to an Organic Sustainable Community)というコミュニティや、 JEDI (Justice, Equity, Diversity and Inclusion), OSC2 Packaging Collaborativeという団体を立ち上げています。NUMI FUNDATIONを立ち上げ、サステナブルなビジネスの方法についてアドバイザーをしたりしています。
Reemさんは、アーティストである一方、繁栄するコミュニティ(Community to thrive)を目指し、アートカリキュラムをしたり、コロナ禍で食糧支援や、収入の低い方への支援、お茶を飲むのにきれいなお水を飲めるような支援や、イラクでのサマースクールを行ったりしています。Reemさんも農場でご家族と暮らしているようです。ホームページから数々の支援にドネーションをすることもできます。
上記はこちらのページを簡単に日本語訳したものです。詳細はこちらからどうぞ。
NUMI TEA の商品
NUMI TEAの商品は、成城石井で数種類手に入ります。私の一押しはこちらです!
おすすめのWhite Rose
このお茶は、ホワイトティーというお茶を使っています。ホワイトティ―とは緑茶、紅茶などありますがいわゆる「白茶」というで、一番茶の一芯の部分を紅茶にしたものだそうです。少量しか取れず加工が難しいため希少性が高いとされています。香りが良く、ポリフェノールが多く含まれ、お茶の中でも酸化が一番少ないそうです。更には春に摘んだバラのつぼみを入れていますとのこと。
飲んでみると、とても香りが良くふわっとバラのにおいに包まれ安らぎます。どうしても怖い顔になってしまうオフィスで飲むのもおすすめです。
カフェインはゼロではありませんが「少なめ」の表示があります。妊娠中にも息抜きに飲めるものを選んでみるのも良いかも。
パッケージへの工夫
箱は全て紙製で、中のティーバックを入れている包みはコンポスト可能です。FSC認証紙に生分解性のサトウキビやユーカリ由来のプラスチックを使用しているとのことです。このように、石油由来のパッケージをなくすために”OSC2 Packaging Collaborative”という団体を立ち上げて一緒に開発を行ったそうです。
CO2の排出量を削減しオフセットしたことでClimate Neutral Certificate(カーボンニュートラル認証)も取得しています。またカーボンオフセットには生物多様性を保全するべくアマゾンの熱帯雨林への支援を行っています。紅茶の包み一つに全力なのが伝わります。
環境に配慮したスモールビジネスを見ていると、この精度で私も仕事をしていかなければといつも考えさせられます。勉強になりますね。当然フェアトレード、オーガニック認証もついています。
購入はこちらから
iherbや成城石井の店頭でも売っていました。ネットで注文される方はこちらからどうぞ。私もいろいろな香りを試してみようと思います。