自宅の電力をCO2の排出が少ない電力へ!港区に住んでいるとお得?!

環境行動がポイントになってたまる「みなとエコチャレンジ」

東京都港区では、区民が参加できる「みなとエコチャレンジ」という仕組みがあります。環境にやさしい行動がポイントとなり、1年間でためたポイントに応じて賞品がもらえます。

港区は東京都内で一番CO2の排出量の多い自治体とのこと。区民一丸になってCO2排出量を下げようという行政の取組みがあります。港区にお住まいの方でサステナビリティにご興味のある方はチャレンジしてはいかがでしょうか。また、ポイントをためずとも環境行動チェックができたり、自身のCO2排出量がグラフで見られたり、興味のある方にはたまらないコンテンツになっています。ホームページは地味ですが、一見の価値あり!

みなとエコチャレンジ

https://minato-ecochallenge.jp/index.html

電力切替で1000ptたまる「環境にやさしい電力ポイント」に挑戦

「みなとエコチャレンジ」の中で、一番ポイント数が多く溜まるのが「環境に優しい電力ポイント」です。温室効果ガスの排出の少ない電力を利用することで1000ポイントが溜まります。

具体的には、

二酸化炭素排出係数が0~0.000300tCO2/kwhの電力の利用で1000ポイント

二酸化炭素排出係数が0.000301~0.000400tCO2/kwhの電力の利用500ポイントです。

申請に際しての提出物は、温室効果ガスの排出の少ない電力会社の検針票等です。

※二酸化炭素排出係数とは、電力会社が一定の電力を作り出す際にどれだけの二酸化炭素を排出しているかを示す数値です。

※二酸化炭素排出係数は環境省の温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度の電気事業者別排出係数一覧の令和4年提出用の調整後排出係数(t-CO2/kWh)の(参考値)を参照してください。

ちなみに東京電力の2022年の排出係数はこんな感じ。通常の契約「メニューJ (残差)」の場合、排出係数は0.000443tCO2/kwhです。特別なメニューを使用していない限り、港区のポイントはゲットできないですね。

「みなとエコチャレンジ」への登録

港区の「みなとエコチャレンジ」の登録方法です。登録して、自宅の規模や月々の電力量を入れると、同様な家庭との電力使用量を比較できたりもします。毎年行われていて2021年から登録している人は2022年も継続で参加できます。

ネットでIDとパスワードを登録するだけで、すぐに登録できました。住所も住んでいる地区のみ回答すればよいという緩いものです。

登録するだけで300ptをゲットできます。今後もポイントが集まる行動をしたらブログでUPしていきます。

登録はこちらからどうぞ。

https://www.city.minato.tokyo.jp/chikyukankyou/minato-ecochallenge.html

排出係数を見ながら電力会社を検討してみた

自宅の電力とガスを切り替えるにあたり、ちょっとマニアックに排出係を確認してみました。今回は、電気とガスを一度に契約ができる会社で、新電力会社の選び方がわからないのである程度大手でだといいな、という観点で検討をしました。

電力のCO2排出係数、すなわち「1kwhあたりどれだけのCO2を排出するかの値」は、こちらから確認できます。数値は毎年更新されます。以下の凛kの「電気事業者別排出係数一覧」の最新版を開くと電力事業者ごとの排出係数が確認できます。調整前排出係数とは事業者全体の排出係数、調整後とは電力販売量に伴う実質的な排出量です。メニューごとの排出係数の参考にするのは調整後排出係数の数値をご確認ください。

https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/calc

東急パワーサプライ

港区のホームページでは、CO2排出量のゼロ(再エネ率100%の)電力事業者とメニューを紹介しています。電力会社によってもメニューによって全然排出係数が異なるので、自分が選べるメニューの排出係数を確認する必要があります。同じ会社でも、メニューによって排出係数が違うので注意が必要です。

港区推奨の東急パワーサプライのメニューはEV用の「EV 応援プランB/C」ものです。通常の個人が申し込むプランは、排出係数を確認すると0.000457tCO2となり、排出係数は0.000300tCO2以下にならないことが判明!港区のおすすめメニュ―はEV用のみでした。くぅー。

再生可能エネルギー由来の電力を供給している小売電気事業者一覧:

https://www.city.minato.tokyo.jp/chikyuondanka/saienedenryokukyoukyuujigyousyaichiran.html

東急パワーサプライの2022年のCO2排出係数はこの通りです。

個人向けのメニューは明確にどれかは不明でしたが、再エネ比率のこと書いていなかったので「メニューG残差」でしょう。

ですので、東急パワーサプライの場合は、個人の契約の排出係数は普通ですが、電力とガスと一緒に契約すると東急関連施設のお得なポイントなどが付くとのこと。よろしければこちらからどうぞ。

ご契約はこちらから:

東急沿線の方にはよいかも!

東京ガス

環境省の温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度の電気事業者別排出係数一覧を眺めていると、東京ガスはどのメニューを選んでも排出係数が低いことがわかりました。ガスと電力を一緒に契約したかったので、こちらに切り替えることにしました。どのプランも排出係数が小さい(1kwh当たりのCO2の排出量が少ない)!

今後は、実際に暮らしてみながら電気料金などをレポートします。

排出係数は0~0.000300tCO2以下

通常の電気+ガスの契約はこちらからどうぞ。

https://apply.tokyo-gas.co.jp/order/preapply?o=3

更にエコなプランはこちら。電気のみですが「実質再生可能エネルギー」とのことで排出係数は0!ガスとセットでなくてよければ、私たちもこちらを選んでいたかも。

まとめ

自宅の電力を排出係数を見ながら選んだのは初めてです。排出係数は毎年更新されるので、また見直したりしてみようと思います。またなるべく排出量が少なくて安いプランが無いか、継続して探したいと思いました。港区が排出係数に数値の基準を設けてくれているので、選びやすかったです。

みなさまも是非!まずは自身の排出係数を確かめてみると面白いかもしれません。

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