ふるさと納税で星空舞(無洗米)

もう11月中旬、ということでふるさと納税の締め切り時期が近づいてきました。今年は鳥取県琴浦町に寄付を行い”星空舞”という名前の無洗米(むせんまい)を返礼品として頂きました。無洗米は研ぎ洗いしなくても良く、水を加えるだけで炊飯できるように工場で加工したお米です。栄養など流れ落ちるのでは、といったなんとなくのイメージで無洗米にふれずにきましたが、調べてみると環境保全への思いから開発されたお米だったことがわかりました。無洗米のメリットと今回返礼品として頂いた”星空舞”を紹介します。

無洗米と環境保全ついて

無洗米と環境保全はどういった関係があるのでしょうか。ウィキペディアの「無洗米」ページに利点として環境負荷についての記載がありました:

利点

・とぎ汁が出ないため、環境負荷が小さい(ただし製造方法によっては水洗するものもある)。

・米のとぎ汁に含まれる糠の成分であるリン窒素などは浄化が難しく水質汚染の原因となっているため、無洗米は環境に優しいとされている。糠を再利用できれば優秀な肥料や飼料として用いられる[7]

・米を3合洗った場合、とぎ汁の水質汚染の指標を表すBOD負荷量は、通常の精白米6.1-7.9グラム前後で、無洗米は0.2-0.5グラム前後と普通の精白米の10%以下しか出ない[8]。しかし、BODそのものに対する異論も存在する[9]

・無洗米に水を入れると白く濁る場合があるが、これは米のデンプンであり、洗うと余計に栄養が流出することになる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%B4%97%E7%B1%B3

全国無洗米協会のホームページによると、上記の水質汚染(富栄養化)の原因となるリンや窒素などの栄養素については、下水処理技術の高い下水処理場であっても、チッソ53%、リン34%が処理しきれず素通りしてしまうデータがあるそうです。

 全国無洗米協会のホームページ : https://www.musenmai.com/effect.html

普段なにげなく行っていた米とぎが下水に負荷を与えていたとは思いませんでした。なお無洗米は、洗米しないことで水溶性ビタミンであるB1やナイアシンが流れ出すことがなく、普通の精白米より1.8倍も多く含まれるというデータがあるそうです。ただし、1日の所要量からすると、ごくわずかですなものなので、そこまで気にする必要はないのかも。いずれにせよ、無洗米は工場で丸洗いされているので、栄養素も抜け落ちているのでは、というのはただの思い込みだったようです。

土鍋にお米をいれてお水を足したら、すぐに火にかけてOK!中火でじっくり熱を加えます
湯気が出てきたら火を止めて15分ほど蒸らして完成です

”星空舞”とは

鳥取県の農場試験場が30年の歳月をかけて開発したお米の品種のようです。病気に強い遺伝子を持つ”ササニシキBL1号”を母親、”コシヒカリ”の系譜であり味の良いとされる”ゆめそらら”を父親として交配。その子供に”ゆめそらら”を、さらにその子供に”ゆめそらら”をくりかえし交配することで誕生しています。

 星空舞ブランドウェブサイト: https://www.zennoh.or.jp/tt/rice/page04.html

炊きあがったお米のツヤや光沢が特徴、お米のおいしさの指標である味度値も83ほどと非常に高いようです。味度値という指標は知りませんでしたが、交配元となっているコシヒカリは同年の測定で79ほどとなっているので、交配によりおいしさアップしているのは確かのようです。また冷めても食感がかわらないことが特徴の一つのようなので、お弁当などにも良いかもしれません。

 鳥取県農場試験場成果情報2018: https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1164187/hosizoramaicard.pdf

ツヤと光沢ありますかね?お米のツヤや光沢を意識して見てこなかったので自信がありません。でもおいしいのは確かです。

華やかな話題に事欠かない六本木ヒルズの屋上庭園で、”星空舞”が収穫されたそうです。六本木ヒルズでは毎年、地方自治体とのコラボレーションで稲作をしているそう。都会のど真ん中のビルの屋上でお米がとれるなんて驚きです。都心にもこういうスペースが増えると良いですね。

 鳥取県農業協同組合連合会鳥取県本部ウェブサイト(田植え): https://www.zennoh.or.jp/tt/topics/2021/82118.html

 鳥取県農業協同組合連合会鳥取県本部ウェブサイト(収穫):  https://www.zennoh.or.jp/tt/topics/2021/86040.html

ふるさと納税でも手に入る星空舞!

星空舞はふるさと納税の返礼品になっています。ブログ管理人は鳥取県の琴浦町というまちにふるさと納税をしました。ちなみにふるさと納税には寄付申込と控除申請には期限があります。各期限に遅れると2021年のふるさと納税としては受理してもらえなかったり、ワンストップ特例制度が使えず確定申告が必要になったりしてしまうのでご注意ください。

・ 寄付申し込み締め切り: 12月末

・ 控除申請締め切り、ワンストップ特例申請: 1月10日(自治体への書類必着、下記確定申告をする場合は不要)

・ 控除申請締め切り、確定申告: 3月15日(上記ワンストップ特例申請をする場合は不要)

さまざまなサイトでふるさと納税をすることが可能です。サイトごとに返礼品の取り扱い以外にも特色があるので上手に選びましょう。ブログ管理人はマイルを貯めたいのでこちらのサイトを利用しています:

⽇本最⼤の国内線ネットワークを持つ航空会社ANAが運営する「ふるさと納税サイト」はこちらから

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